活動報告

第四回定例会

2017年7月9日、小泉八雲の生涯を小説として描いた作品『旅する帽子ー小説ラフカディオ・ハーン』の作者で、劇作家・演出家・映画監督としても活躍するロジャー・パルバース氏を講師に迎えた、焼津小泉八雲記念館開館10周年記念講演会に参加しました。

2017年09月23日

第十回定例会

第十回 名古屋八雲会 定例会
会開催日時:平成30年7月10日(火)19:00~21:00
名古屋芸術創造センター(中会議室)

小泉八雲作「和解」読書会 
 1.  開会 
 2.  読書会     
   A.  司会者発表         
    1. 「和解」の原話   
    2. <先妻>の離縁と思慕
    3. <先妻>の幽霊―二人は「和解」したか―
    4. 愛は死よりも強し
    5. 主要参考文献  
   B.  自由発表 
 3.  閉会

2018年11月03日

第十二回定例会

第十二回 名古屋八雲会 定例会
開催日時:平成30年11月日(火)19:00~21:00
名古屋芸術創造センター(中会議室)

小泉八雲作「葬られた秘密」読書会
   1.  開会
   2.  読書会
    A.  司会者発表
       1. 「葬られた秘密」の原話「紫雲たな引密夫の玉章」との対比考察
        (1)序段
        (2)第一段落
        (3)第二段落
        (4)第三段落
        (5)第四段落
       2. 貞淑な<お園>に見るセツの影
       3. ハーン文学の特質
       4. 妻として、母としての女性
   3.  閉会

2019年02月16日

第十三回定例会

第十三回 名古屋八雲会 定例会
開催日時:平成30年11月日(火)19:00~21:00
名古屋芸術創造センター(中会議室)

小泉八雲作「おしどり」読書会   
  1.  開会   
  2.  読書会     
     A.  司会者発表       
      1. 「おしどり」の原話「馬允某陸奥国赤沼の鴛鴦を射て出家の事」との対比考察            
       (1)第一段落        
       (2)第二段落        
       (3)第三段落        
      2. 女性崇拝
      3. ハーン文学の特質        
  
  3. 「俳句会」開催の打合せ
  4.  閉会

2019年02月23日

第十一回定例会

第十一回 名古屋八雲会 定例会
会開催日時:平成30年9月11日(火)19:00~21:00
名古屋芸術創造センター(中会議室)

小泉八雲作「勇子」読書会  
 1.  開会  
 2.  読書会        
  A.  司会者発表             
   1. 大津事件       
   2. あらすじ
   3. 畠山勇子
   4. 当日の新聞の報道
   5. 「勇子」の心の動き
   6. 天皇制解釈に対する批判
   7. 主要参考文献
 3.  閉会

2018年11月03日

第六回定例会

第六回 名古屋八雲会 定例会
開催日時:平成29年10月17日(火)19:00~21:00
名古屋芸術創造センター(中会議室)

小泉八雲作「雪おんな」読書会
1.  開会
2.  読書会
 A.  司会者発表
  1. あらすじ
  2. 「雪おんな」はどのように生まれたか
  3. 山中他界観
  4. 母と子の結びつきを表わす根源的ヴィジョン
  5. 「青柳ものがたり」との比較
  6. 「雪おんな」に込められたメッセージ
  7. 主要参考文献
 B.  自由発表
3.  名古屋八雲会発足一周年記念に関して
4.  次回「定例会」の日時の決定
5.  次回「読書会」作品の説明
6.  閉会

2017年10月22日

第八回定例会

第八回 名古屋八雲会 定例会
開催日時:平成29年12月19日(火)18:30~19:30
名古屋芸術創造センター(中会議室)

小泉八雲作「ろくろ首」」読書会
1.  開会
2.  読書会  
 A.  司会者発表    
  1. あらすじ  
  2. 「ろくろ首」の原話、十返舎一九作『轆轤首悕念却報福話』
  3. 十返舎一九とは何者か? 
  4. 黄表紙とは何か?    
  5. 黄表紙に花開いた化物の世界 
  6. 十返舎一九の化物の笑いとユーモアに含まれる批評的精神
  7. 「野暮」と「大通」(「野暮と化物は箱根から先」)
  8. 『轆轤首悕念却報福話』に込められた一九のメッセージ
  9. 八雲の「ろくろ首」に込められたメッセージ
  10. 主要参考文献

 B.  自由発表
3.  閉会

2018年03月20日

第五回定例会

第五回 名古屋八雲会 定例会
開催日時:平成29年8月22日(火)19:00~21:00
名古屋芸術創造センター(中会議室)

小泉八雲作「青柳ものがたり」読書会
1.  開会
2.  読書会  
 A.  司会者発表  
 (1)「青柳ものがたり」を選んだ理由 
 (2)「あらすじ」 
 (3)「青柳ものがたり」の原話と創作との関連 
 (4)瘤寺の杉木立のエピソード 
 (5)近代批判としてのアニミズム
 (6)「青柳ものがたり」の世界観とその思想的素地
  B.  自由発表
3.  「名古屋八雲会」としての今後の活動計画
4.  次回「定例会」の日時の決定
5.  次回「読書会」作品の説明   
   「雪おんな」(『怪談』より)
6.  閉会

2017年09月23日

第二回定例会

第二回 名古屋八雲会 定例会
開催日時:平成29年4月18日(火)19:00~21:00
名古屋芸術創造センター(中会議室)

小泉八雲作「赤い婚礼」読書会

1.  開会
2.  新会員自己紹介
3.  読書会
 A.  司会者発表
(1) 読書会のルールの確認
  1. 課題図書を最後まで読んでから参加する
  2. 人の意見を否定しない(人の意見を尊重する)
  3. プライバシーを詮索しない
(2)「赤い婚礼」を選んだ理由
(3)「あらすじ」の確認
(4)「赤い婚礼」のヒントとなった新聞記事
(5)「赤い婚礼」に描かれた「心中」の美学
(6)「およし」という女性に描かれた理想の女性像
 B.  自由発表
4.  「名古屋八雲会」会費の件
5.  次回「定例会」の日時の決定
6.  次回「読書会」作品の説明
 「茶わんのなか」(『骨董』「古い物語」より)
7.  閉会

2017年04月21日

第九回定例会

第九回 名古屋八雲会 定例会
会開催日時:平成30年4月17日(火)19:00~21:00
名古屋芸術創造センター(中会議室)

小泉八雲作「耳なし芳一のはなし」読書会
 1.  開会
 2.  読書会   
  A.  司会者発表      
   1. あらすじ    
   2. ラフカディオ・ハーンの再話文学
   3. 「語り部」としてのセツ
   4. 琵琶法師とは?
   5. 「耳なし芳一のはなし」に込められたメッセージ」
   6. 「耳の人」ハーン
   7. 主要参考文献
  B.  自由発表
 3.  閉会

2018年04月22日

第三回定例会

第三回 名古屋八雲会 定例会
開催日時:平成29年5月30日(火)19:00~21:00
名古屋芸術創造センター(中会議室)

小泉八雲作「茶碗の中」読書会

1.  開会
2.  読書会 
 A.  司会者発表
 (1)「茶碗の中」を選んだ理由
 (2)「あらすじ」
 (3)「茶碗の中」の原話
 (4)八雲の「怪談」が意味するもの
 (5)「茶碗の中」に描かれた「螺旋階段」あるいは「行き止まり」の暗喩
 (6)もう一人の自分、すなわち分身の物語
 (7)「茶碗の中」に現れた「有機的記憶」あるいは「集合的無意識」について
 B.  自由発表
3.  「名古屋八雲会」としての今後の活動計画
4.  次回「定例会」の日時の決定
5.  次回「読書会」作品の説明
  「青柳ものがたり」(『怪談』より)
6.  閉会

2017年06月04日

第七回定例会

第七回 名古屋八雲会 定例会
開催日時:平成29年12月19日(火)18:30~19:30
名古屋芸術創造センター(中会議室)

小泉八雲作「ろくろ首」」読書会
1.  開会
2.  読書会 
 A.  司会者(島田尚幸氏)発表  
  1. 「ろくろ首」のイメージ
  2. 小泉八雲「ろくろ首」(訳 平井呈一)の作中の表現  
  3. 首の飛ぶ”ろくろ首”
  4. 首の長い”ろくろ首”はどこから?  
  5. 「伝承」妖怪と「図像」妖怪
 B.  自由発表
3.  閉会

2018年01月02日

第一回定例会

2017年2月26日(日)、名古屋芸術創造センター(中会議室)にて、「名古屋八雲会」の第一回定例会を開催。参加者11名で、大変有意義な話し合いが行われた。

1. 議題

・「名古屋八雲会」発足の目的とその方向性を確認。

現状の「名古屋八雲会」会則第3条(目的)を見直し、もう少し平易で分かり易い記述に改めることとする。具体的には、まずは小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の作品を学び、楽しむと言うこと、それを通して、八雲の精神性を理解し、それを広めていくこと、また、八雲作品を通して、日本の文化・民族の理解を深めていくこと。簡単に言えば、対話を通して、インプット・アウトプットできるプラットフォームとしての「八雲会」にする。

・定例会の実施とその活動内容の確認(読書会の在り方)

「読書会」を実施するに当たり、鑑賞作品の選定方法と、その運用方法を議論した。先ずは選者を決め、その人の選んだ作品を課題とした「読書会」を、その選者が司会を務めるかたちで運用していく。

次回の、第一回読書会の鑑賞作品は、「赤い婚礼」<The Red Bridal>(『東の国から』)とする。訳本は、『日本の心』[講談社学術文庫(小泉八雲名作選集)]の仙北谷晃一(せんぼくやこういち)訳とするが、特に拘らないこととする。

・「会誌」発行の件

近い将来に於いて「名古屋八雲会」としての「会誌」を発行したい旨、全員の同意を得る。

・副会長、理事、監事等の役員選任の件

・「総会」開催予定の件(6月10日頃 )

・「会費」の件

次回の「定例会」の日時は、4月18日(火)19時~21時、場所は同じ、名古屋芸術創造センター5F(中会議室)と決定。


2017年04月02日

名古屋の八雲 八雲の名古屋

2016年11月5日、名古屋工業大学にて、同大学の教授である大貫徹氏の司会で「名古屋の八雲 八雲の名古屋」と題する講演会を開催。

松江より八雲会の名誉顧問で、小泉八雲の曾孫である小泉凡先生をお招きして、記念講演「小泉八雲を現代に活かす」を開催。同時に、来る12月23・24日に、瑞穂文化小劇場で開催される創作オペラ「雪おんな」の紹介と、その創作秘話に纏わるプレゼンテーションが、主役を演じるオペラ歌手の石川能理子氏と脚本家の山岸千代栄氏によって行われた。

 

2016年11月16日